2001年04月号
発行こぶし編集部
第153号
『4月からのこぶしの体制』藤田毅

・4月からのこぶしの体制
先月お知らせしたとおり、岩見沢のこぶし神経クリニックがいよいよ「大月クリニック」として開院します。
また、これまた大きなニュースですが、帯広にこぶしクリニックが新規開院します。
詳しくは、お知らせのコラムを参照してください。
札幌こぶしに関しては、来月もお知らせしますが、5月の連休を使って内装工事をする予定です。
医師も増え、診察のしやすさを考えての改装ですので、5月1日、2日と休診になってしまいますが、ご容赦ください。
お薬が足りなくならないよう、気をつけてくださいね。
さらにもう一つ重要なお知らせがあります。
札幌こぶしはカウンセリングを4人の臨床心理士の先生方にお願いして実施してきましたが、この春、パートの3人の先生方がそれぞれ新しい道に進まれることになりました。
それに伴い、当院には「佐藤美然子」先生が来てくださることになりました。
経験豊かな先生ですし、きっと皆さんの心の平安のために尽力してくれることと思います。
皆さんも進級、進学、新社会人、転勤、転属などなど、新しい環境に飛び込まれる方が多いでしょうが、ゆっくりと乗り切っていきましょう! それにしても、本当に春は変化の多い季節です。
今年はこぶしも例外なくバタバタしています・・・。 (^。^)

・春は眠い・・・
毎年、この季節になると睡魔が頻繁に襲ってきますね。
それだけではなく、心身の状態も変化してくる季節なのです。
人間の体も冬の間、冬眠こそしないものの、環境の変化に適応するためそれなりの状態になっていたのが、今度は徐々に暖かくなって、春向きの適応ができるように変えていかなければなりません。
いわば、体の衣替えっていうところでしょうか。
それが原因なのかどうかわかりませんが、この季節は体調を崩される方が多い。
自律神経失調症の方や、内因性精神病の方、不眠症の方など、状態が悪いなあと感じておられる方は多いのでは?気温も安定するようになると、それなりに体も落ち着いてくるのですが、それまでの間は少々辛抱というところですね。
春眠暁を覚えず・・・と言いますが、本当にそうです。
何時間でも寝ていられそうに感じる方も多いでしょうね。
でも全ての人がそうではなくて、不眠症の方の中にはより不眠がひどくなる方もおられるので、人間の体は一筋縄ではいかないものです。
これもまた、ゆっくりのんびり適応させていきましょうか。

●お知らせ●

①4月から岩沢見市に『大月クリニック』が開院します。
先月号でもお伝えした通り、3月いっぱいで医療法人社団こぶしこぶし神経クリニックが閉院。
替わって、大月クリニック(院長大月康義)が4月よりスタートいたしました。
診療時間、休診日(土・日・祝日)、電話番号等に変更はありません。
電話0126-25-5568
FAX0126-25-5926
当医療法人社団こぶしとも緩やかな連携を続けていきますのでよろしくお願い致します。

②4月から帯広市に『こぶしクリニック帯広』が開院します。
こちらも4月から新しい『こぶし』がスタートいたします。
その名も『こぶしクリニック帯広』(院長三浦統)です。
簡単に概要を書きますと…。
●診療所名 こぶしクリニック帯広
●院長名 三浦統(ミウラオサム)
●住所 帯広市大通南13丁目5番地
ぜんりん会館5F(JR帯広駅から徒歩3分)
●電話・FAX 0155-25-0030
●診療科目 心療内科・神経科・精神科
●診療時間
月・火午前9時~午後5時
水・金午前9時~午後7時
土 曜 午前9時~午後1時
(昼休12時半~1時半)
●休診日 木・日・祝日 ※原則として予約制です。
三浦統先生は真面目で、優しく、気軽に相談できる先生です。
当医療法人社団こぶしとも今後益々連携を深め、協力し合っていきますので、札幌こぶしクリニック共々よろしくお願い致します。

③臨床心理士佐藤美然子先生が4月からカウンセリングを開始します 4月より、常勤の臨床心理士として、週に3~4日、佐藤美然子先生が当院に勤務されます。
佐藤先生は病院勤務及びスクールカウンセラーの経験があり、児童の問題も含め、きっと皆さんのお力になってくれる事と思います。
よろしくお願い致します。

④ゴールデンウィークでの改装工事およびそれに伴う臨時休診(5月1日、5月2日が休診になります) 今年、札幌こぶしクリニックは患者さんの待ち時間の短縮や診療の充実を図る為、色々な改善策を模索しております。
その一環として、クリニック内部の改装工事をゴールデンウィークを利用して行います。
この事により、5月1日(火)、5月2日(水)が休診となります。
皆さんにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

・~読者の広場~〈食のシリーズ21〉
『食欲不振の時の食事』ネコ吉
ちょっと具合が悪いとき、やっぱり食事をとって元気になるのがいいのだけど、食欲がなくって、口を開けることもしんどいことだってある。
だからって何も食べないとどんどん元気がなくなっていくばっかりだから、ちょっと力を出して栄養を摂ってみよう。
牛乳・豆乳を飲む。
ジュースもいいのだけどそればかりだと糖分の摂りすぎでビタミンB群の不足になっちゃうから牛乳・豆乳を意識して飲む。
牛乳にバナナをシェイクしたり、豆乳でココアやミルクティ(豆乳ティですね)を作ってみるのも良い方法。
豆乳飲料もこの頃種類豊富だ。
スプーンで食べる。
プリンやヨーグルトを食べる。
ヨーグルトだと色々果物がトッピングできるし食べやすい。
それから茶碗蒸しやスープ類にすすめたら良い。
コーンフレークも食べやすいだろう。
お粥を食べる。
一緒に食べるおかずも種類を豊富にしていく。
味の濃いものも少量あると箸がすすみやすい。
消化の良い食べ物がメインであるほうが良い。
香味野菜も利用すると食欲増進できる。
彩りの良いおかずだと食欲が沸く。
食卓に花を飾ってみたり、自分が好きな音楽を聞きながら食べる。
リラックスも大事な食欲を沸かせてくれる要因の一つ。
なるべく早く栄養バランスの良い食事にする。
体調を回復させるには食事から。
精神的に落ち込むことから脱出するのには、やっぱり美味しい物を食べるのが一番。
とにかく食べれるものを探して食べてみよう。
食べ物から力をもらってしまうのだ。
私的には、一つ、美味しいお菓子を買う。
ちょっと色鮮やかな和菓子。
美味しいお茶と一緒に、心を落ち着かせて食べる。
(和菓子の高級なのでも喫茶店に入るより安いし、カロリーもそんなにはみ出ない。
)お菓子は一足早く春色で、見るだけでも楽しいですよ。