2011年01月
『謹賀新年』
藤田毅
(こぶしだより 第268号)

・重大なお知らせ
みなさんは、どのような年末年始を迎えられただろう。
鳥取地方での大雪に比べて、札幌近郊は穏やかな天気だった。
体調を崩されないでおられるといいのだが…。
新年早々、通院中の皆様に重大なお知らせがある。
先日、亀川院長と亀川精神科ソーシャルワーカーから、本年3月末日をもって、こぶしクリニックを退職したいという申し出があった。
新規開業してご自分なりの医療の実践に意欲を持たれているのは結構なことだと思い、責任者としてこれを了承した。
しかし、通院中の皆様には、急なお話で大変申し訳なく思っている。
が、すでに決定事項なので、何卒ご理解いただきたい。
それに伴って、これまで亀川先生の診察を受けておられた患者様には、今後の診療についてご検討いただきたい事がある。
亀川先生は、本年4月より清田区にて開業される。
従って、そちらのクリニックに転院を希望される方は主治医にその旨をお伝えいただきたい。
詳しいことは、その時に直接お尋ね下さい。
その一方で、こぶしクリニックに通院継続を希望される方は、火曜日16時からの林医師の外来に移っていただくか、小生の外来に移っていただくことになる。
亀川先生の患者様にとっては、大変不安であろうし、ご不満も多々あろうかと思うが、新しい精神科医の採用が難しいため(医師不足です)、林医師と小生で皆さんの治療を継続させていただく事になった。
何とか診療のクオリティを落とさないように精進したいと思っているので、ご協力をお願いしたい。
それに伴って、クリニックの診療時間も変更になる。
月曜日は、亀川先生の外来のみだったこともあり、4月以降は”休診”となる。
月曜日は、小生に院外の業務があるため、どうしても診療ができない。
そのため以前同様、日、月、祝日の休診となるのでご注意いただきたい。
また、木曜日の夜間診療が追加される。
これで、火曜日から金曜日まで夜間診療を行う事になった。
さらにもう一点。
診療開始時刻が、これまでの9時から10時に変更になる。
平日は夜間診療を行っているため、朝は他の医療機関よりも1時間遅く始まるので、これも注意していただきたい。
亀川先生は、4月以降の1~2ヶ月間を、週1~2回手伝いに当院に来ていただくことになっているので、対象患者様は、ゆっくりと今後の診療についてご相談して下さい。

・4月以降の診療時間
4月以降の診療時間についてまとめておこう。
○休診
日曜日、月曜日、祝日
○診療時間: 
火曜日~金曜日:午前10時~午後8時
土曜日:午前10時~午後2時

  これまでも同様だったが、研究会や学会等で診療時間が変更になったり、休診になったりすることがあるので、こぶし便りやホームページでご確認をお願いしたい。
また、厚別保健センターでの心の健康相談を月に一度、木曜日の午後に行っていたので、それに該当する日は、木曜日の午後が休診となり、午前と夜間診療だけになる。
それも不自由をおかけするが、何卒ご了承下さい。
  ということで、春から大きな変革がこぶしにやってくる。
早いもので、亀川先生が旧姓王谷先生として当院に勤務してもらってから10年が経った。
こぶしクリニック開院から丸15年なので、実にクリニックの歴史の3分の2を協力していただいたことになる。
十年一昔というが、あっという間の10年だったように思う。
ひとまず、ご苦労様と言いたい。
これからどんな医療を目指されるかは分からないが、専門性よりも、こぶしで経験されたであろう地域密着の医療をぜひ継続して行って欲しいと思っている。

・これから
これからのこぶしクリニックの10年はどのようなものになるだろう。
少なくとも皆さんの生活に沿った地域還元型の町医者でいたいと思っている。
体力と気力の続く限り、そして皆さんが笑顔でこぶしを卒業されるまで、何とか頑張っていきたい。
万感胸に迫りつつ、共に春を迎えよう。
~お知らせ~
本文でも載せていますが、本年4月より、亀川院長が新しい診療所を開設されますので、診療時間等が大幅に変更されます。
又、これにともない、院長職も現理事長の藤田毅医師が兼任になります。
4月からの主な診療時間は次の通りです。
尚、上記表にありませんが、4月から1~2ヶ月の間、亀川院長に週1~2回程度、手伝って頂く予定ですが、現時点では曜日・時間等は未定です。
決まり次第こぶし便りにてお知らせいたします。
患者様には御不便をおかけすると思いますが何卒御了承のほど、宜しくお願い致します。
(F・J)

~読者の広場~
『ウィンドウズ』 マイクロソフト社のOS、Windowsが7になって、ビスタユーザーだった私はすぐ乗り換え。
いやーサクサク動くし、何でビスタなんか使っていたのだろうと思う今日この頃です。
そういえば、過去にも同じことがあったなぁと思い出しました。
もう10年も前の話になりますが、Windows98を使っていた私は、新OSが西暦2000年にでると聞いて、すぐ乗り換えしました。
そう、悪名高きWindows millenniumに…。
このOS、とにかく動かなく(フリーズ)なるんです。
徹夜で仕事の書類を仕上げて、もう終わりという時に…フリーズ。
全部書類が消えて、一からやり直し。
という事が頻繁にありました。
それでも、我慢して使い続けてきましたがもう何度パソコンを叩いて叫んだことだったでしょう。
そんなある日、次にでたのがWindowsXP。
いやー、良かったです。
あの悪夢が嘘みたいにフリーズが少ない。
よくやったマイクロソフト、と感謝したものです。
ゲイツ君お疲れさまと言いたい。
しかし、マイクロソフトのサポート打ち切り期間を短く設定するという仕打ちにあい、ビスタにしたのでした。
うん、動かない。
とにかく重い。
作業する度にいらないメッセージが出て中断してくれる。
もうね、ゲイツ君を呼んで小一時間説教したくなりましたよ。
えぇ。
裏で何か必要のない膨大な作業をしまくっているようで、ハードディスクがいつも作業していました。
そんな状態ですから、ある日「ガコッ」という音とともに、同時に部屋に響いた私の「ノー」という声とともにハードディスクはただの箱となりました。
仕事のデータをいっぱいのせて…。
世の中もこの出来の悪さに混乱したらしく、XPサポートの延長、ビスタの販売大不振がおこりました。
慌てたマイクロソフトは短期間の内に新OS、Windows7を世に出したのでした。
でも、1つおきに良いOS悪いOSを繰り返してきたマイクロソフト。
次回のOSはきっと悪い出来なのではと思ったりしています。
7のサポートが10年は続きますように…。