こぶし

こぶしだより 1999年10月号

1999年10月
  発行こぶし編集部
第135号

『はじめまして、大月です』大月 康義

こちらで診療を始めて早くも2ヶ月が過ぎようとしています。あの32度を超える夏はお互い大変でしたね。そろそろ木の葉も色づき始めてストーブの恋しい季節となり、暑さは乗り越えたもののちょっと安心して体調を崩す方が増えてきました。また、今の時期、ひんやりとした空気が物寂しさを感じさせます。うつの方はくれぐれも薬を飲み忘れないよう注意しましょう。
私のことについて簡単に自己紹介したいと思います。私は札幌医大を卒業後、北見赤十字病院で研修し、1年の研究期間をはさんで再び北見赤十字病院で働いてきました。ですから医師になってからほとんどの期間を北見で過ごしてきました。北見は夏があっという間に過ぎ去り冬は零下20度という日々が続きます。雪は少ないのですが歩道も車道も凍りスケートリンクのようになることもあります。やはり自然環境はこちらより厳しいと感じます。そんな環境ですが、空気が乾いており風景の透明感は格別です。特に夕焼けは茜色ではなくうす紫から赤紫に至る微妙な色が空を彩りそれは美しいものです。
北見赤十字病院は720床あり、心臓外科以外のすべての科があります。精神科病棟は134床あります。外来は毎日120人くらいの患者さんが来て、それを2から3人の医師で診ていました。オホーツク全域が診療圏でした。救急から重患に至るまであらゆる精神疾患の患者さんをみてきました。忙しくも充実した日々を送れたことを感謝しています。
今回、岩見沢へ縁があり来ることになりました。岩見沢は緑が多く、あまりセメントで固まっていないぶん自然が身近にあり、また、各家庭の花壇や庭の花木が多くまさに花と緑の町と思います。何か面白いスポットがありましたら教えてください。私はこちらではクリニックでの診療はもちろんですが往診なども積極的におこない、みんなの暮らしの中での診療をしたいと思っています。ただ、まだ地理に不案内ですのでよろしくご協力お願いします。
これから寒さの厳しい季節になります。くれぐれも心身に気をつけて診療所に来るときもあたたかくしてきてください。

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読者の広場
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≪食のシリーズ 8≫
「アルコールを考える-3-」
ネコ吉
秋も深まってきましたね。貴方にとって、どんな秋でしょうか?スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋。秋は収穫の季節ですね。今年の米の収穫は量はまあまあと聞きますが、暑さが続いため質の点では今一歩だそうです。米が命の日本酒もどうなのかなあ、なんて思ったりしますが・・・分かりしだい御報告申し上げます。ぶどうも暑さでどうなんでしょうね?北海道はワインの生産も盛んな土地です。美味しいワインができれば良いのですが・・・。
私達がこんなにお酒を飲めるようになったのは技術が進歩した近年ではなんでしょうか?その前はお正月とかお祝の席などの限られた時だったんじゃないでしょうかね。(まあ、見た事がないので憶測ですが。)「飲み過ぎる」事はまれだったのかも。思えば、「白米」を食べる事すら貴重な時代がほんの少し前の時代の話しです。(「おしん」の朝のドラマを覚えていますか?)こう考えてみれば私達は良い時代を生きているんだなって感じますね。その分、お酒がもとで病気になってしまう事も多くなったのではありますが。  「4人に1人は糖尿病になってしまうだろう。」と言われています。糖尿病は恐い病気です。ナゼかは私が思うに「痛く無い」からです。食事の注意点や問題な食生活の変更を求めてもなかなか聞き入れてくれません。もちろん難しい事は分かっていますが、命にかかわる事なのです。アルコールのカロリーは無視できない熱量です。お酒飲みには糖尿病が多いんです。このごろカロリー表記がしてあるお酒もありますのでちょっと目を止めてみませんか?日本酒は一合約200キロカロリー。御飯1杯ちょっと多めによそったカロリーです。
私も食欲の秋になりがち。頑張ってスポーツの秋にしたいのですが・・・なかなかね、難しいですよね。

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編集後記
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いや~、寒くなりましたねぇ。さっそく、風邪をひいてしまいました。何かスポーツでもしようと思ったのですが出不精なもので…。でも、家の犬(コロ助) の散歩はかかせないので毎日行なっております。まっ、これも一種のスポーツ…カナ?。秋の山道の散歩、結構良いですよ。(F・J)